江戸時代の写真は実在する?幕末の侍や町並み・カラー写真の真実を追う

江戸時代の写真は実在する?幕末の侍や町並み・カラー写真の真実を追うに関する気になる情報を徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。

Q1:日本で一番最初に写真を撮られた人物は誰ですか?
A1:日本国内で現存する最古の日本人写真は、1857年(安政4年)に撮影された薩摩藩主・島津斉彬の銀板写真です。ただし、海外で撮影された事例を含めると、1851年にアメリカ船に救助された漂流民・仙太郎(サム・パッチ)や、1854年にペリー来航時に横浜で撮影された名もなき武士・町人たちの写真がより早い記録として確認されています。

Q2:西郷隆盛の本物の写真は本当に1枚も存在しないのですか?
A2:公式に「本人」と確定された西郷隆盛の写真は現在も見つかっていません。教科書に掲載されている著名な肖像画は、イタリア人画家エドアルド・キヨッソーネが西郷の弟・西郷従道や従弟・大山巌の顔立ちを参考に描いたモンタージュです。西郷自身が極度の写真嫌いであったことや、暗殺を警戒して写真を残さなかったという説が有力視されています。

Q3:幕末古写真はどこに行けば実物を見たり高画質で閲覧できますか?
A3:インターネット上で最も充実しているのは長崎大学附属図書館の「幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」(約7,000点収録)および国立国会図書館デジタルコレクションです。実物の展示としては、東京都写真美術館(恵比寿)や高知県立坂本龍馬記念館、幕末維新ミュージアム霊山歴史館(京都)などの特別展・常設展で定期的に公開されています。

Q4:江戸時代の写真に写っている人の目が白く濁って見えることがあるのはなぜですか?
A4:当時の湿板写真は青色光にしか感光しない「オルソクロマチック(非整色性)」という性質を持っていました。そのため、黒目(虹彩)に含まれる色素や光の反射の仕方によって、瞳が白っぽく写ったり、逆に赤色・黄色が真っ黒に沈んだりする現象が発生しました。心霊現象や病気ではなく、初期写真特有の光学的な技術的制約によるものです。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest