美ら海水族館ジンベイザメ現在何匹?ジンタ31年目の真実と給餌時間
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美ら海水族館を訪れる上で、絶対に外せない最大の見どころが「黒潮の海」で行われる給餌の瞬間です。ジンベエザメはプランクトンや小型甲殻類を主食とするフィルターフィーダー(濾過摂食者)であり、自然界でも海面に浮遊する餌の群れを効率よく吸い込むため、垂直に身体を起こして採食することが知られています。
館内の給餌プログラムは、原則として毎日15:00と17:00の2回実施されています(※特別イベントや生物の健康状態により微調整が入る場合あり)。この時間になると、飼育スタッフが水面上からオキアミやアミエビ、配合飼料をブレンドした大量の餌を投下します。すると、それまで水平に優美に泳いでいたジンタが、水深10メートルの水底から一気に頭部を水面へと向け、体を垂直に直立させる「立ち泳ぎ(垂直採餌)」へと移行します。
現場取材時に観覧エリアから間近に見るその挙動は、静寂な水族館のイメージを覆すダイナミズムに満ちています。巨大な口を大きく開口し、周囲の海水ごと1回に数百リットルもの餌をゴボゴボと渦を巻くような轟音とともに吸引していく様子は、まさに自然の驚異そのものです。エラ蓋から勢いよく海水だけが噴き出される精巧な濾過システムを目の当たりにすると、この巨体を維持するために1日あたり約30キログラム以上の餌が必要とされる理由が直感的に理解できます。