生理中のレバー状の塊は病気のサイン?原因と危険な大きさの受診目安
生理中のレバー状の塊は病気のサイン?原因と危険な大きさの受診目安の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
医療系Q&AサイトやSNS、コミュニティフォーラムを精査すると、非常に多くの女性が「生理中にレバーのような塊が出るが痛くないので様子を見ている」と投稿しています。しかし、この「痛みがない=病気ではない」という自己判断こそが、疾患の発見を遅らせる最大の落とし穴です。
一般的に激しい生理痛(月経困難症)を伴うのは子宮内膜症や子宮腺筋症ですが、粘膜下筋腫(子宮の内側に向かって突き出るタイプの筋腫)や無排卵月経では、激痛を伴わずに大量の出血と巨大なレバー状の塊だけが排出されるケースが多々あります。
婦人科の外来現場では、自覚的な生理痛が全くなかったにもかかわらず、健康診断の血液検査でヘモグロビン値が6.0g/dL台(正常値は12.0g/dL以上)まで落ち込み、精査した結果5cmを超える子宮筋腫が複数見つかったという事例が日常的に報告されています。痛みがないからといって安全宣言には決してなりません。