100均の包丁研ぎは本当に使える?ダイソー・セリアの実力検証
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包丁の切れ味を維持する上で、簡易シャープナーと砥石の違いを正しく理解することは極めて重要です。
簡易シャープナーは、前述の通り「刃先を削り取って一時的なノコギリ刃を作る対症療法」です。作業時間はわずか10秒程度で技術も不要ですが、刃の断面形状(ハマグリ刃など)を崩してしまい、根本的な刃先の鋭利さは取り戻せません。
これに対し、角砥石(水砥石)は「刃全体の傾斜(切刃)を平らに研ぎ出し、滑らかで鋭い先端を作り直す根本治療」です。100均で販売されている砥石は一般的に番手(粒度)が荒い(#120〜#320程度)ものが多く、これ単体では鏡面のような滑らかな仕上げには届きません。しかし、軽微な刃こぼれを削り落としたり、厚くなった刃先を薄く成形したりする「下地作り」には十分な研削力を発揮します。
また、「包丁研ぎ棒100均」として販売されているダイヤモンドスティックは、刃先が寝てしまった(丸まった)際の応急修正として役立ちます。包丁の腹に当てて軽くなぞるだけで、一時的に刃先を起こす効果があります。