焼酎と日本酒の違いを徹底解剖!製法・度数・太りやすさと二日酔いの真相
焼酎と日本酒の違いを徹底解剖!製法・度数・太りやすさと二日酔いの真相の全体像を詳しく解説してご紹介します。
ダイエッターや健康診断の数値を気にする愛飲家にとって、最も関心が高いのが「どちらが太りやすいのか」という問題です。結論から言うと、純粋な糖質量と血糖値への影響においては焼酎が圧倒的に有利です。
文部科学省の『日本食品標準成分表』によると、日本酒1合(180ml)には約6.5g〜8.0gの糖質が含まれています。これは角砂糖約2個分に相当します。食事と一緒に何合も重ねて飲むと、炭水化物を追加で摂取しているのと同じ状態になり、血糖値の上昇に伴ってインスリンが分泌され、体脂肪が蓄積されやすくなります。
一方、本格焼酎は蒸留過程で糖質が完全にカットされるため、「糖質0g」です。糖類による血糖値の急上昇が起こらないため、肥満ホルモンと呼ばれるインスリンの過剰分泌を防ぐことができます。
ただし、カロリーそのものの比較には注意が必要です。アルコール1gあたりの熱量は約7.1kcalあり、100mlあたりの純粋なカロリー数値は、アルコール度数の高い焼酎(25度で約146kcal)の方が、日本酒(15度で約103kcal)よりも高くなります。アルコールのカロリーはいわゆる「エンプティカロリー(熱として優先的に消費され蓄積されにくいエネルギー)」と呼ばれますが、体内でお酒の分解が優先されている間は、一緒に食べた食事の脂質や糖質の分解がストップして体脂肪に回りやすくなるという代謝生理学上の事実を忘れてはなりません。
また、プリン体ゼロと痛風・健康への影響も見逃せません。尿酸値の上昇を招くプリン体は、日本酒には100mlあたり約1.2mg(ビールよりは大幅に少ないものの)含まれていますが、蒸留酒である焼酎は完全にゼロです。痛風のリスクを抱えるビジネスパーソンが居酒屋で焼酎を選択するのは、医学的にも理にかなった防衛策といえます。