人類補完計画とは何だったのか?ゼーレとゲンドウの目的や結末を徹底解説

人類補完計画とは何だったのか?ゼーレとゲンドウの目的や結末を徹底解説の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

物語を複雑かつ劇的なものにしているのは、計画を推進する最高意思決定機関「ゼーレ(SEELE)」と、その実行部隊である特務機関ネルフの最高司令官「碇ゲンドウ」の思惑が、根底から乖離していた点にあります。

両者は表面的には「サードインパクトによる人類の補完」という共通言語を使っていましたが、その到達目標は完全に真逆でした。ゼーレの目的が「人類全体の原罪の贖罪と神への回帰」であったのに対し、ゲンドウの目的はどこまでも私的で、エヴァ初号機のコアに魂を宿らせた「最愛の妻・碇ユイとの再会」、ただそれ一点に集約されていたのです。

項目ゼーレ(SEELE)の補完計画碇ゲンドウ(NERV)の補完計画編集部の見解・分析行動原理・動機裏死海文書の教義、宗教的狂信、人類の原罪への贖罪喪失した妻・碇ユイへの執着、個人の孤独の解消全体主義的カルト思想 vs 極限の個人エゴイズムの対立目指した最終形態全人類の肉体を解体し、リリスを依り代に単一の完全生命へ統合自らが神と同等の存在となり、初号機内のユイと永遠に合一ゲンドウにとっては全人類の命運などユイに会うための副産物に過ぎない触媒・キーパーソン量産機シリーズ、初号機、リリス(本来の儀式)アダムを取り込んだ自身の右手、綾波レイ、初号機レイの反逆によりゲンドウの思惑は土壇場で崩壊した作品史における位置づけ旧世紀版における冷徹な黒幕・支配機構『シン・エヴァ』で内面の脆弱さと救済が描かれた真の主人公の鏡像庵野秀明監督自身の精神的成長と父性の克服が色濃く反映

ゼーレは「全人類を救うための儀式」として計画を進め、ゲンドウはその強大なリソースを「ただ一人の女性と再び巡り会うため」に横取りしようとしました。この両者のエゴと執念の綱引きが、物語を破滅的なカタストロフィへと加速させていくことになります。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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