サツマイモ苗の作り方!スーパーの芋で大量増殖させる芽出しと失敗回避術

サツマイモ苗の作り方!スーパーの芋で大量増殖させる芽出しと失敗回避術に関する深掘り解説を詳しく解説いたします。

芽が順調に伸びてつる状になったら、次は充実した「挿し穂(さしほ)」を切り取るステップに移ります。ここでの手際が、本畑での活着スピードと最終的なイモの肥大を左右します。

サツマイモ 挿し穂 切り方の基本は、つるの長さが25〜30cm、本葉が5〜7枚展開したタイミングを見極めることです。カットする際は、必ず種芋側の地際(または基部)を2〜3cm(1〜2節)残して切り離すのが極めて重要な技術です。基部を残すことで、そこから再び「2番芽・3番芽」が伸び出し、1つの芋から継続して何回も採苗できるようになります。

切り取った苗をすぐに畑に挿すのは避けるべきです。サツマイモ 苗 発根 コツとして実践したいのが、切り口の硬化と「予備発根」のプロセスです。採苗したつるを束ね、切り口を水に数時間浸けた後、新聞紙で包んで日陰の涼しい場所(15〜18℃程度)に2〜3日間静置します。こうすることで切り口から微細な発根点(白い根の芽)が動き出し、畑に植え付けた際の活着率が95%以上に跳ね上がります。

定植時の植え付け方法には「斜め植え」「水平植え」「船底植え」があります。芋の数を多く揃えたい場合は節を多く地中に埋める水平植え、確実な活着と大玉収穫を狙うなら地中深くに差し込む斜め植えが推奨されます。活着後は過度な水やりを控え、根を深く張らせます。活着後に旺盛につるが伸びて地面の節から不定根が出た場合は、余分な小芋の形成を防ぐために適宜つるを持ち上げて根を切る「つる返し」を行うか、防草マルチを敷き詰めて不定根の活着を予防するのが通例です。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest