奥琵琶湖パークウェイの現在と一方通行の真相|桜見頃や通行規制を徹底検証
奥琵琶湖パークウェイの現在と一方通行の真相|桜見頃や通行規制を徹底検証に関する深掘り記事を速報でお届けします。最新情報を求める方は必見です。
ドライブやツーリング計画を立てる際、最も多くの人が困惑するのが奥琵琶湖パークウェイの一方通行の理由とその区間設定です。「なぜ全線対面通行にしないのか」「木之本側から展望台へ直接登れないのは不便ではないか」という声が頻繁に聞かれます。
この一方通行規制が敷かれている最大の要因は、葛籠尾崎(つづらおざき)東側斜面の極めて険しい山岳地形と地質構造にあります。菅浦側から山頂のつづら尾崎展望台までの区間は道幅が比較的確保されており、交互通行が可能です。しかし、展望台から東側の岩熊(木之本方面)へ下る約6kmの区間は、断崖絶壁に沿ったタイトコーナーの連続であり、道幅が極めて狭小となっています。
過去の有料道路時代、対面通行を行っていた際には、ブラインドコーナーでの大型観光バス同士の立ち往生や正面衝突事故、路肩崩落箇所での転落危機が頻発していました。さらに、湖風と融雪による土砂崩落のリスクが常に高く、車線を拡幅・改修するには天文学的な費用と自然環境への負荷が伴います。滋賀県と警察当局は、交通安全の確保と円滑な交通流の維持を両立させるための最適解として、「菅浦から登り、展望台を経て木之本側へ一方通行で下る」という変則的なルート運用を決定した経緯があります。
ドライバーやライダーが絶対に覚えておくべき注意点は、「つづら尾崎展望台を過ぎて東側(木之本方面)へ一度進むと、菅浦方面へUターンして戻ることは物理的・法的に不可能」という点です。木之本側(東側)からの進入は禁止標識によって固く遮断されており、逆走は重大事故に直結する極めて危険な違反行為となります。奥琵琶湖パークウェイのドライブコースを設定する際は、必ず西浅井町の菅浦集落側からアプローチするルートを組まなければなりません。