Iphoneラジオ録音アプリ消滅の真相と無料保存の裏ワザ検証

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インターネット上で度々議論されるのが、「ラジオ録音違法性とネットの反応」をめぐる誤解と偏見です。法的な論点は、著作権法第30条が規定する「私的使用のための複製」と、第30条1項2号に定められた「技術的保護手段の回避」の解釈に集約されます。

一般に、電波で飛んでいる放送波(AM/FM)を自宅のラジカセやレコーダーでカセットやSDカードに録音する行為は、まぎれもない私的使用であり完全な適法行為です。かつて昭和から平成にかけて定着した「エアチェック文化」が法的に何ら問題なかったのはこのためです。

しかし、インターネット配信であるradikoのタイムフリー配信やストリーミングには、アクセス制御や暗号化を伴う保護機構が施されています。この暗号化を意図的に解除・復号してファイルとして保存する行為は、2012年の著作権法改正以降、「技術的保護手段の回避による複製」に該当し、私的使用の複製権制限の対象外(違法複製)となる可能性が法曹関係者から強く指摘されています。

ただし、刑罰の対象となるのは「有償で販売・頒布されている映画や音楽の違法ダウンロード」であり、無料で公衆送信されているラジオ放送の私的録音自体に直ちに刑事罰が科される現行法体系にはなっていません。とはいえ、各プラットフォームの利用規約違反によるアカウント停止や民事上の差し止めリスクは残されており、「違法ではないから何をしても自由」というネットの言説はきわめて危うい誤認であることを認識する必要があります。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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