シレネの花言葉が怖い?「偽りの愛」と「罠」の真相や由来を解説
シレネの花言葉が怖い?「偽りの愛」と「罠」の真相や由来を解説について知っておくべき 事実を厳選して解説いたします。
もう一つの不穏な花言葉である「偽りの愛」は、学名「Silene」の語源となったギリシャ神話の神「シレノス(Silenus)」の逸話に端を発しています。
シレノスは酒の神バッカス(ディオニュソス)の養父であり、教育係を務めた人物です。知恵に満ちた予言者としての顔を持つ一方で、大の酒好きで常に泥酔しては太鼓腹を揺らして泡を吹いていたと伝えられています。
シレネの仲間には、花の後ろにある萼(がく)が風船のように丸くふくらむ品種(シレネ・ブルガリスなど)が存在します。このぷっくりと膨らんだ萼の形状が「酒に酔って腹を突き出し、口から泡を飛ばすシレノス」を連想させたことから、属名にシレネの名が付けられました。
お酒に酔った状態での甘い囁きや、現実逃避のまどろみから連想され、最終的に「偽りの愛」「うたかたの恋」という象徴的な意味が割り当てられるに至ったのです。