庭に池を作って大後悔?風水凶相と地盤沈下・湿気被害の真実

庭に池を作って大後悔?風水凶相と地盤沈下・湿気被害の真実の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

迷信めいた話と片付けられないのが、土木工学的な現実だ。国土交通省の宅地防災指針や一般社団法人日本住宅協会の調査報告を紐解くと、宅地内に大量の水を常時蓄える危険性が如実に浮かび上がる。池からの微細な漏水や毛細管現象による水分の浸透は、長年月をかけて周囲の地盤を軟弱化させ、基礎の不同沈下(地盤沈下)を引き起こす致命的なトリガーとなる。

住宅建築・不動産業の現場を悩ませるもう一つの元凶が、床下へと忍び寄る湿気被害だ。庭の池から立ち上る水分は基礎換気口を通じて床下に滞留し、土台の木材を腐朽させるばかりか、シロアリを強烈に引き寄せる。湿気で傷んだ構造体は耐震性能を著しく低下させ、資産価値を一気に奪い去る。風水が池を忌み嫌った背景には、目に見えない水分が建物の骨組みを腐らせるという、物理的な破壊への警告が含まれていた。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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