汗でアトピーがかゆい原因はカビ?マラセチア菌の正体と改善策
汗でアトピーがかゆい原因はカビ?マラセチア菌の正体と改善策に関する基本知識をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
Q1:汗をかいたときのかゆみを防ぐために、制汗スプレーを使っても大丈夫ですか?
A1:アトピー性皮膚炎の患部やバリア機能が低下している肌への制汗スプレーの使用はおすすめできません。制汗剤に含まれるアルミニウム塩やエタノール、香料などが強い刺激となり、かえって接触皮膚炎を起こしてかゆみを悪化させるリスクがあります。汗を止めるのではなく、濡れタオルでの抑え拭きや着替えで対応するのが安全です。
Q2:市販の水虫薬(抗真菌薬)を自己判断でアトピーの患部に塗ってもいいですか?
A2:自己判断での使用は避けてください。市販の水虫薬には真菌を殺す成分だけでなく、清涼感を与えるメントールや強い基剤が含まれていることが多く、アトピーの荒れた肌には強烈な刺激となり炎症を悪化させます。抗真菌薬が必要かどうかは、皮膚科で顕微鏡検査などを受けた上で、肌質に合った医療用外用薬を処方してもらいましょう。
Q3:皮膚のカビ(マラセチア菌)は、薬や殺菌用石鹸で完全になくすことはできますか?
A3:マラセチア菌を完全にゼロにすることはできませんし、その必要もありません。マラセチア菌は誰の肌にも存在する常在菌であり、皮膚の弱酸性環境を保つ役割も担っています。目指すべきは「全滅」ではなく、汗の放置や皮脂の過剰分泌を防ぎ、アレルギーを起こさない「バランスの取れた菌数」にコントロールすることです。