芸備線は本当に廃線となるのか?再構築協議会が下す決断と最新真相
芸備線は本当に廃線となるのか?再構築協議会が下す決断と最新真相の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
詳細を見る区間・指標詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価東城 - 備後落合
芸備線がこれほど過酷な状況へ追い込まれた背景には、全国的な少子高齢化とモータリゼーションの進展に伴う輸送密度の激減と深刻な赤字理由があります。国鉄分割民営化が実施された1987年当時と比べ、沿線の中山間地域では若年層の都市流出と過疎化が一気に加速しました。さらに中国自動車道や尾道松江線(中国やまなみ街道)といった高速道路・幹線道路網の整備によってマイカー移動が完全に定着し、日常の足を鉄道に頼る住民そのものが激減したのです。
JR西日本が公式発表した経営指標を分析すると、全区間が一様に破綻しているわけではないという明確な実態が浮き彫りになります。広島都市圏に位置する広島〜三次間と、岡山県境を越える山間区間との間には天と地ほどの格差が生じています。