「しています」は失礼?「しております」との違いとビジネス敬語の正解
「しています」は失礼?「しております」との違いとビジネス敬語の正解の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
ビジネスシーンで頻出する「しています」を含む定番フレーズは、そのまま「しております」に置き換えるだけでなく、動詞そのものを適切な敬語へアップグレードすることで、文章の品位が格段に上がります。
1. 「担当しています」の言い換え
自己紹介や業務範囲を伝える場面で多用される表現です。社外宛てには「担当しております」または「担当いたしております」と表現します。さらに改まった場では「〜の責務を担っております」「〜を担当部門として対応しております」と言い換えることで、プロフェッショナルとしての重みが増します。
【メール例文】
「この度、貴社とのプロジェクトを新しく担当しております、営業推進部の佐藤と申します。」
2. 「知っています」の言い換え
「知っています」を「知っております」とするのは初歩的な対応ですが、ビジネスではさらに一歩進んだ「存じております」や「存じ上げております」への言い換えが必須です。対象が「物・事柄」の場合は「存じております」、対象が「人物」の場合は「存じ上げております」と明確に使い分けるのが鉄則です。
【メール例文】
・物事の場合:「その件につきましては、以前より存じております。」
・人物の場合:「〇〇様のお噂は、かねてより存じ上げております。」
3. 「理解しています」の言い換え
相手からの指示や要望に対して「理解しています」と答えると、上から目線のニュアンス(評価的な響き)を与えてしまうリスクがあります。ビジネスでは「承知いたしました」「かしこまりました」「拝察いたしました」を用いるのが原則です。
【メール例文】
「ご提示いただきました修正条件について、十分に承知いたしました。速やかに反映作業へ移行いたします。」