モジョ・ジョジョの正体と誕生秘話!ガールズ誕生の元凶と愛憎の真相
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モジョ・ジョジョというキャラクターが日本国内でこれほど深く浸透した背景には、日本語版吹き替え声優を務めた石井康嗣(いしい こうじ)氏の圧倒的な演技力が存在します。
原語版(英語)では声優ロジャー・L・ジャクソンが、重厚かつ演劇的、時にヒステリックな甲高い声を響かせる怪演を見せていました。これに対し、アニメ専門誌や当時の吹き替え関係者の証言によると、日本語版を担当した石井康嗣氏は、日本語特有の畳み掛けるようなリズム感を意識し、独特の「慇懃無礼で大仰な言い回し」を構築していったとされています。文字面だけでは冗長になりがちな説明セリフを、絶妙な緩急と低音の響きでテンポの良いエンターテインメントへと昇華させた手腕は、カートゥーン吹き替え史における最高峰の功績の一つです。
なお、日本オリジナル制作の『出ましたっ! パワーパフガールズZ』においては江原正士氏がモジョ役を担当し、よりコミカルで愛嬌のあるアプローチを提示したこともファンの記憶に新しいところです。
一方で、北米の米CW局が主導したものの、最終的にお蔵入り・制作中止となった幻の実写ドラマ企画『Powerpuff』におけるモジョ・ジョジョの扱いについても触れておく必要があります。関係各所の報道資料によると、同実写企画ではチンパンジーそのものではなく、人間キャラクターとして翻案されていました。アニメ版の設定を受け継ぐ形で「ユートニウム博士の友人科学者の息子=ジョセフ“モジョ”モンダル・ジュニア」として登場予定であり、ブロードウェイ俳優のニコラス・ポダニー(Nicholas Podany)がキャストとして抜擢されていました。ガールズに強い対抗心を燃やす青年科学者という現実的なアプローチが試みられていたものの、パイロット版の再撮影や脚本見直し、キャスト降板の末に企画自体が立ち消えとなった経緯があります。