青いバラの花束が放つ「奇跡」の真相|本数の意味と値段相場をプロが解説
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バラにはもともと青色色素(デルフィニジン)を作る遺伝子が存在しません。そのため、どれほど品種改良を重ねても青い花びらを咲かせることはできず、英語圏でも「blue rose」という言葉は長らく「あり得ないこと」「不可能な試み」を意味する慣用句として使われていました。当然、初期に割り当てられていた青いバラの花言葉も「不可能」「存在しないもの」という後ろ向きな表現だったのです。
この常識を覆したのが、日本のバイオテクノロジーでした。サントリーグループが1990年から研究開発に着手し、パンジーの青色遺伝子を組み込むことで、世界初となる青い色素を持つバラの開発に成功。この世紀の大発見を経て誕生したのがサントリーブルーローズ アプローズです。
「存在しないはずのもの」が科学の情熱と執念によって現実となった瞬間、青いバラは「奇跡」「夢かなう」「神の祝福」という全く新しい花言葉を手に入れました。これが、青いバラに奇跡という理由が宿った決定的な歴史の転換点です。逆境を乗り越えて夢を掴み取った人や、運命的な出逢いを果たしたパートナーへの贈り物として、これ以上ない説得力を持っています。