「演技変態」と絶賛される男の神髄。山本耕史、2026年も日本のエンタメ界を支配し続ける「底知れぬ存在感」の正体

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山本耕史の名を茶の間に深く浸透させた最大の要因の一つが、NHK大河ドラマにおける一連のハマリ役だ。2004年の『新選組!』で演じた副長・土方歳三役は、今なお「歴史ドラマ史に残る名演」としてファンの間で語り継がれている。冷徹な策士でありながら、内に熱い義理人情を秘めた土方像を凛とした立ち姿と切れ味鋭い殺陣で表現し、視聴者を狂喜させた。

さらに2022年の『鎌倉殿の13人』で見せた三浦義村役も記憶に新しい。時の権力者たちの間を飄々と泳ぎ回り、油断のならない腹黒さと不思議な愛嬌を同居させたあの佇まいは、三谷幸喜脚本の緻密な仕掛けを見事に結実させた。時代劇という格式高い枠組みの中でも、キャラクターに血肉を通わせ、強烈なインパクトを残す。彼の真骨頂がそこにある。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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