大学の除籍とは?中退との決定的な違い・履歴書の書き方と復籍の条件
大学の除籍とは?中退との決定的な違い・履歴書の書き方と復籍の条件についての疑問解決ガイドをお届けします。
除籍に際して見落としてはならないのが、日本学生支援機構(JASSO)をはじめとする奨学金の返還義務です。在籍中は「在学届」によって返還が猶予されていますが、除籍された時点で学生の身分を喪失するため、返還猶予期間は直ちに終了します。
除籍処分が確定すると、通常は除籍月の翌月から数えて7か月目より奨学金の口座振替(返還)が自動的に開始されます。
さらに深刻なのは、除籍の日付が学納金未納の学期当初へ「遡及適用」された場合です。大学側の処理によっては、過去数か月分の学籍が遡って抹消され、その期間に受給していた奨学金が「受給資格の喪失による不当利得」とみなされ、一括返還を請求されるリスクが生じます。
経済的困窮が原因で除籍に至った学生にとって、奨学金の急な返還開始は致命傷になりかねません。通知を受け取った直後に日本学生支援機構の相談窓口へ連絡し、「経済困難による返還期限猶予」や「減額返還制度」の手続きを申請することが不可欠です。