市船Soulを作った浅野大義の生涯|20歳で逝去した奇跡と死因の真実
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音楽家としての輝かしい将来を嘱望されていた浅野さんを襲ったのは、非情な病魔でした。専門学校へ進学して間もない2015年、浅野さんの体に異変が現れます。精密検査の結果、下された診断は骨肉腫(悪性骨腫瘍)でした。
骨肉腫は若年層に多く見られる進行の早い難病です。浅野さんは胸部に発生した腫瘍を取り除くため、過酷な抗がん剤治療と大手術に耐え抜きました。激しい副作用や痛みに苛まれながらも、病室に電子ピアノを持ち込み、作曲のペンを止めることはありませんでした。
一度は寛解の兆しを見せ、学校生活や音楽活動に復帰を果たしたものの、病魔は再び浅野さんを襲います。がんの転移が判明し、主治医から厳しい余命宣告が告げられました。それでも浅野さんは周囲に弱音を吐かず、「生きる」「音楽を続ける」という強い意志を持ち続けました。しかし懸命の治療の甲斐なく、2017年1月12日(命日)、浅野大義さんは20年という短い生涯に静かに幕を下ろしました。