新生児のつむじが2つある真相|天才・発達障害の噂と医学的根拠
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実際に我が子につむじが2つあるパパやママたちは、日々の生活の中でどのように受け止め、どのような経験をしているのでしょうか。SNSのコミュニティや育児相談窓口に寄せられた生の声、小児科クリニックや助産師の証言から、リアルな現場風景を浮き彫りにします。
大手育児コミュニティやSNS上での実態調査では、出産直後の親たちの揺れ動く心理が生々しく語られています。
「退院後の沐浴で初めてつむじが2つ並んでいるのに気づき、ネットで検索したら『発達障害』という予測変換が出てきて血の気が引きました。でも1か月健診で小児科の先生に聞いたら、『あ、本当だ!綺麗に2つ並んでいて可愛いチャームポイントだね』と笑顔で一蹴され、憑き物が落ちたように安心しました」(生後3か月の男の子の母親の手記より)
「実家の母から『つむじが2つある子は聞き分けがなくて大変だよ』と脅され、覚悟して育ててきました。ところが現在4歳になる息子は、お友達に自分のおもちゃを譲るほど穏やかでインドア派。性格なんて本当に育て方や本人の生まれ持った気質次第で、つむじの数なんて何の関係もありませんでした」(4歳児の父親の投稿より)
育児現場で数千人の新生児を見てきたベテラン助産師は、「新生児の頭につむじが2つあることなど日常茶飯事であり、助産師や産科医の間でそれが問題視されることは一度もありません」と言い切ります。
科学的な実証研究においても、つむじが2つあることと子どもの性格や特徴の間には有意な相関関係が確認されていません。活発になるか、思慮深くなるか、あるいは社交的になるかは、遺伝的な気質因子(セロトニントランスポーター遺伝子等の多型)と、生後の家庭環境・アタッチメント(愛着形成)によって形作られるものです。「2つあるから乱暴になる」「天才になる」と思い込む大人の側の先入観こそが、子どものありのままの観察を曇らせてしまうリスクを孕んでいます。