足の親指のしびれ放置は危険?ピリピリ感の根本原因と受診の目安
足の親指のしびれ放置は危険?ピリピリ感の根本原因と受診の目安に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。
足の親指にしびれが出た際、自己判断による誤ったセルフケアで症状を急激に悪化させてしまうケースが後を絶ちません。情報が氾濫するWeb空間に潜む3大誤解を是正しておく必要があります。
誤解1:しびれている部分を強く揉みほぐせば血流が戻る?
これは最も避けるべき行為の一つです。もし原因が「外反母趾による神経摩擦」や「足根管症候群」である場合、炎症を起こしている神経を外側からゴリゴリと指圧することは、傷口を直接やすりで削るようなものです。神経の鞘(神経周膜)がさらに肥厚し、しびれが永続的な感覚脱失へ移行する危険性があります。
誤解2:足先が痛い・しびれるなら、幅の広い4Eや5Eの靴を履けば解決する?
「外反母趾やモートン病だから、とにかく締め付けのない幅広の靴を選ぼう」とする人が多く見受けられます。しかし、過度に幅が広い靴は足の甲を固定できないため、歩くたびに靴の中で足が前方へ滑り込みます。結果として、蹴り出しのたびに足の親指の付け根が靴先端に激突し、神経への圧迫と剪断応力(ズレる力)を倍増させてしまいます。
誤解3:足が冷えてしびれるから、カイロや熱い風呂で温めれば治る?
血行不良による一過性のしびれであれば温熱療法は有効ですが、糖尿病性末梢神経障害が潜んでいる場合は極めて危険です。温痛覚(温度や痛みを感じる感覚)が麻痺しているため、42度程度の一般的な湯たんぽやカイロであっても深部組織が熱傷を負い、気づいたときには皮膚が壊死して難治性潰瘍に進行するリスクがあります。