中学校の特別支援学級で高校受験は可能?内申点と進路の真実
中学校の特別支援学級で高校受験は可能?内申点と進路の真実について押さえておきたい 理由を厳選して解説いたします。
Q1:情緒障害特別支援学級から公立の全日制普通科高校への進学は本当に可能ですか?
A1:十分に可能です。標準の指導要領で学び、定期テストで一定以上の点数を確保して調査書(内申書)が発行されれば、普通学級の生徒と全く同一の条件で一般受験が受けられます。ただし、入試当日の学力検査で合格最低点を突破できる学力を担保するために、支援学級の授業進度とは別に、家庭学習や個別指導塾などを活用した計画的な受験対策が必須となります。
Q2:内申点がつかない(斜線)場合、高校受験の合否はどうやって判定されますか?
A2:自治体によって明確な運用規定が定められています。多くの公立高校では、調査書の評定を用いず「学力検査の当日点」「面接」「自己申告書・作文」の比重を100%に引き上げて判定する特例措置を講じています。また、不登校や特別な事情を抱える生徒を対象とする「チャレンジスクール」や「エンカレッジスクール」、定時制高校では、最初から内申書を合否判定材料から除外している学校が多数存在します。
Q3:小学校で通常学級に在籍していた場合でも、中学校から特別支援学級に入れますか?
A3:入れます。小学校高学年から学習内容が高度化し、思春期のホルモンバランスや人間関係の複雑化から中学校入学後に適応困難を起こすケースは非常に多いためです。小学6年生の春から夏にかけて教育委員会が主催する就学相談会へ申し込み、WISC検査等の心理検査と医師の診断書を準備した上で手続きを進めれば、中学入学時から支援学級に所属することが可能です。