ブリタは体に悪い?黒い粒やカビの真相と安全な使い方を徹底検証
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利用者がもっともショックを受ける「ポットの底に漂う黒い粉」の正体は、フィルター内部に含まれる天然ヤシ殻を原料とした活性炭の微粒子です。成形された活性炭カートリッジが輸送時の摩擦や水圧によって微小に削れ、スリットの隙間からろ過水側へ流出することがあります。
「誤って飲んでしまったらどうなるのか」という不安に対し、メーカーの安全性試験や食品衛生規格では、このブリタの活性炭による害は一切ないと報告されています。万が一口に入っても、活性炭は体内で消化・吸収されず、腸管を通過してそのまま便と一緒に体外へ排出されます。医療現場でも薬物中毒の吸着剤として経口投与されるほど安全性が高い物質であり、毒性を心配する必要はありません。
もう一つの懸念材料である銀イオンについても見てみましょう。カートリッジ内部は常に湿潤状態にあるため、雑菌の繁殖を抑える目的で活性炭の表面に微量の銀コーティングが施されています。重金属としての毒性を懸念する声がありますが、溶出する銀の濃度はWHO(世界保健機関)が定める飲料水水質ガイドライン(0.1mg/L以下)や日本の水道法基準を大きく下回る極微量です。通常の飲用量で健康被害を引き起こすレベルには到底達しない設計となっています。