赤ちゃんの深緑うんちは病気?小児科医が明かす原因と受診の境界線

赤ちゃんの深緑うんちは病気?小児科医が明かす原因と受診の境界線の真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

Q1:粉ミルクの銘柄を変えたら急に深緑のうんちが出るようになりました。ミルクが合っていないのでしょうか?
A1:ミルクが合っていないわけではありません。粉ミルクはメーカーによって含まれる鉄分の配合量やオリゴ糖、脂質のブレンドが微妙に異なります。鉄分の含有量や腸内細菌叢の反応の違いによって、便の酸化速度や滞留時間が変わり、深緑色に変化することは非常によくある現象です。赤ちゃんが嫌がらずに飲み、嘔吐や下痢、発疹などのアレルギー症状が見られなければ、そのまま継続して問題ありません。

Q2:深緑色のうんちがもう2週間以上続いています。機嫌はとても良いのですが、こんなに長期間続いて大丈夫ですか?
A2:機嫌が良く、体重が母子手帳の成長曲線に沿って順調に増えているのであれば、2週間以上続いていても全く心配いりません。その子の腸内環境や排便リズムにおける「個性(通常運転)」として深緑色の便が定着している状態です。離乳食が始まって固形物を食べるようになると、腸内フローラが劇的に変化し、再び黄色や茶色へと移行していきます。

Q3:オムツを持って小児科に行くのは迷惑でしょうか?写真だけでも良いですか?
A3:決して迷惑ではありません。むしろ現物のオムツは、色調だけでなく便の水分量、粘液の混入具合、匂いなどを直接確認できる極めて貴重な診断情報です。ただし、長時間の移動で乾いてしまうこともあるため、排便直後の状態をスマートフォンで鮮明に撮影した上で、乾燥を防ぐためにオムツをポリ袋等で密封して持参するのが最も理想的な対応です。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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