カミソリで切った血が止まらない?跡を残さずキレイに治す応急処置を徹底解説

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昔からドラマやコントなどでよく見かける「切り傷の上に小さくちぎったティッシュペーパーを貼る」という行為は、現代の創傷ケアにおいては絶対に避けるべきNG行為の筆頭です。

ティッシュペーパーの微細なパルプ繊維は、血液の水分を吸うと傷口のフィブリン網(かさぶたの前駆体)と強固に絡み合って乾燥します。外出前にそれを剥がそうとした瞬間、せっかく形成された保護膜を力任せに引き剥がすことになり、傷口をえぐって再出血を引き起こすだけでなく、治癒期間を大幅に遅延させて傷跡を残す原因になります。繊維の一部が傷口内部に残ってしまうと、異物反応による肉芽形成や色素沈着のリスクも跳ね上がります。

また、「傷口にはまず消毒液(マキロンやオキシドールなど)を吹きかける」という昔ながらの習慣も誤りです。強力な殺菌成分は、侵入した細菌だけでなく、皮膚を再生しようと集まってきた線維芽細胞や上皮細胞まで無差別に攻撃・破壊してしまいます。傷口の洗浄は家庭の水道水(流水)だけで十分であり、消毒薬による細胞毒性を避けることが、カミソリ傷に跡を残さない応急処置の現代標準です。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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