足利事件の真犯人は今どこに?逮捕できない警察の闇と「ルパン」の正体

足利事件の真犯人は今どこに?逮捕できない警察の闇と「ルパン」の正体の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

足利事件の現場となった栃木県足利市渡良瀬川の河川敷から、少女の遺体が発見されたのは1990年5月のことでした。当時の刑事訴訟法において殺人罪の公訴時効は15年と定められており、足利事件自体の公訴時効は2005年5月に完成してしまっています。菅家利和さんの無罪が確定したのは時効成立後の2010年であったため、形式上、足利事件単独で真犯人を起訴することは法律上不可能です。

しかし、事態はそこで完全に終結したわけではありません。群馬県と栃木県の県境周辺、半径わずか10キロメートル圏内で5人の幼女が犠牲となった「北関東連続幼女誘拐殺人事件」の全体像を見渡すと、別の法的現実が浮かび上がります。1996年7月に群馬県太田市のパチンコ店から当時4歳の横山保奈美ちゃんが連れ去られた事件については、2010年の刑事訴訟法改正によって殺人罪の公訴時効が撤廃されたため、現在も時効は成立していません。

警察関係者や取材記者の証言によると、警察が重要人物としてマークし続けている男は、現在も北関東一帯の生活圏に留まっているとみられています。高齢期に入っている男は、過去の重大事件について公式な取り調べを受けることもなく、一般市民として日常生活を営んでいるのが実態です。捜査関係者の間では「生きているうちに決着をつけられるのか」という焦燥感と、過去の失態を蒸し返したくない組織上層部の思惑が複雑に交錯しています。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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