卓球ラケットの正しい持ち方完全解説!打球が劇的に安定するプロの秘訣

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インターネット上の掲示板や動画サイトのコメント欄などで時折見られる「スマッシュや強打を打つ時はグリップを強く握れ」というアドバイスは、スポーツ科学および運動生理学の観点から見れば明確な誤りです。

筋肉には、拮抗する筋肉同士が同時に収縮すると関節の動きを硬直させる「共縮(コ・コントラクション)」という性質があります。バックスイングの段階からグリップを力一杯握り締めると、腕全体の筋肉が緊張し、運動連鎖(キネティックチェーン)が足元から指先へとスムーズに伝達されません。打球のスピードと回転数を生み出すのは「腕の筋力」ではなく、身体の回転エネルギーが脱力した腕を通じてインパクトの一瞬に集約される「先端速度(ヘッドスピード)」です。

卓球はじめの一歩などの入門メディアでも強調されている通り、理想的な力加減は「脱力7割、インパクトの瞬間だけ10割」です。スイングの始動からフォロースルーまではラケットが手から落ちない最低限の力(30〜40%程度)で保持し、ボールがラバーに接触するコンマ数秒の瞬間だけギュッと指を締めることで、ラケットヘッドが鋭く走り、相手コートで鋭く沈む重い打球が生まれます。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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