教習所の適性検査で「人格否定」? 運転技術と無関係な設問に受講生の怒り殺到、令和の運転免許取得現場で起きる歪んだ現実
教習所の適性検査で「人格否定」? 運転技術と無関係な設問に受講生の怒り殺到、令和の運転免許取得現場で起きる歪んだ現実について徹底解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
現在、全国の教習所で広く採用されている適性検査の多くは、「警察庁方式 K-1型」や「OD式安全性テスト」と呼ばれるものだ。これらは数十年前の統計データや行動理論をもとに設計されたものであり、単純な作業検査(同じ図形を描き続ける、計算をこなす等)と、大量の質問紙法(性格診断)の組み合わせで構成されている。
問題は、これらのテストが「極限状態での焦り」や「一時的な緊張感」を過剰に拾い上げる仕組みになっている点だ。緊張しやすいタイプの人や、慎重すぎる性格の人が「動作が遅い」「情緒が不安定」と分類されやすい傾向がある。令和の時代において、人々の心理状態や価値観は多様化しているにもかかわらず、半世紀近く前の画一的なものさしで受講生を分類し続けている実態がある。