アオハダとアオダモの違いを徹底比較!庭木選びで後悔しない決定版
アオハダとアオダモの違いを徹底比較!庭木選びで後悔しない決定版にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
アオハダとアオダモを見分ける上で、まず押さえておきたいのが「植物の科」「幹肌」「葉と花の形状」「実の有無」「樹形」という5つの決定的な相違点です。
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第1の違いは植物の分類です。アオハダはモチノキ科モチノキ属に属し、アオダモはモクセイ科トネリコ属に分類されます。名前の由来も異なり、アオハダは「外皮を削ると内皮が青(緑)色をしていること」、アオダモは「枝を水に浸すと水が青く染まる、または青い染料が採れたこと」に端を発します。
第2の違いは幹肌(樹皮)の表情です。アオダモの幹肌には、地衣類が付着することによって生じる独特の「白い斑点模様(白斑)」が現れるのが大きな特徴で、これが野趣あふれる洗練された景観を生み出します。対するアオハダの樹皮は、滑らかな灰褐色で、うっすらと緑色の下地が透けて見えるような瑞々しさを持っています。
第3に葉の付き方と花の特徴が挙げられます。アオハダの葉は枝に互い違いに付く「互生」で、丸みを帯びた卵形に細かい鋸歯(ギザギザ)があります。一方のアオダモは向かい合って付く「対生」の羽状複葉で、小葉がスラリと広がる繊細なシルエットを描きます。アオダモの花の時期は4月下旬から5月頃で、枝先に白い小花が煙のようにふわふわと群れ咲く見事な景観を作ります。アオハダも同時期に開花しますが、葉の付け根に控えめな淡緑色の極小花を咲かせる程度で、花の華やかさではアオダモに軍配が上がります。
第4の差は赤い実の条件です。アオハダの雌株は秋(9月〜11月)になると、葉柄の根元に鮮烈な赤い小果実を無数に実らせ、落葉後も枝に残って庭を彩ります。一方、アオダモの実は細長い翼果(プロペラ状の種子)であり、赤く色づくことはありません。
第5は立ち姿と樹形です。アオダモは枝分かれが少なく、風に揺れるようなしなやかな細枝を伸ばすため、軽やかでシャープな印象を与えます。アオハダはややがっしりとした端正な枝振りを形成し、みずみずしい緑のボリューム感をしっかりと演出してくれます。