太宰府名物・梅ヶ枝餅に梅がない理由!歴史・名店比較から温め方まで徹底解説

太宰府名物・梅ヶ枝餅に梅がない理由!歴史・名店比較から温め方まで徹底解説の重要ポイントをご紹介します。専門的な知識が満載です。

梅が入っていないにもかかわらず、なぜ「梅ヶ枝餅」と呼ばれるようになったのか。その背景には、学問の神様として崇められる菅原道真公(菅公)の悲劇と、心温まる伝説が存在します。

平安時代、無実の罪で京都から大宰府へと左遷された道真公は、食べるものにも事欠く過酷な軟禁生活を強いられていました。そんな不遇の道真公を哀れんだ近くの浄妙尼(じょうみょうに)という老婆が、道真公を元気づけようと、梅の枝の先に手作りの粟餅(栗餅)を巻き付けて差し入れたと伝えられています。

道真公が亡くなった際、浄妙尼はその餅に梅の枝を添えて墓前に供えたとされ、これが「梅ヶ枝餅」の始まりとされています。現在、各店で焼き上げられる梅ヶ枝餅の中央に太宰府天満宮の神紋である「梅紋」が刻印されているのも、この深い由緒と敬意の証です。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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