なぜ?雪のない富士山が異例の事態に!観測史上最遅となった真相を徹底解説
なぜ?雪のない富士山が異例の事態に!観測史上最遅となった真相を徹底解説とは一体何なのか? 背景や要点を整理してお届けします。
Q1:富士山の雪は例年いつから積もり始めますか?
A1:平年の初冠雪日は10月2日です。ただし、初冠雪の雪は数日で溶けることが多く、山頂から中腹にかけて本格的に雪が定着して白銀の姿を維持する「根雪」となるのは、例年11月上旬から中旬以降となります。
Q2:山梨県側と静岡県側で雪の見え方や冠雪の発表が異なるのはなぜですか?
A2:気象庁の公式な「初冠雪」は山梨県甲府市にある甲府地方気象台から目視で観測された場合のみ発表されるためです。静岡県側で雪が積もっていても、山梨県側が雲で覆われて見えない場合は公式発表されません。また、南斜面(静岡側)と北斜面(山梨側)で日照時間や風向きが異なるため、雪の付き方や溶け方にも地理的な差が生じます。
Q3:地球温暖化が進むと、富士山の雪化粧は将来見られなくなるのでしょうか?
A3:厳冬期(1月〜2月)の山頂は極めて低温であるため、雪化粧そのものが完全に消滅する可能性は極めて低いです。しかし、秋の冠雪時期が大幅に遅れ、春の融解時期が早まることで、「雪をかぶっている期間(冠雪期間)」が年間を通じて大幅に短縮される傾向は今後さらに加速すると予測されています。