すき焼きとしゃぶしゃぶの決定的な違いとは?肉の厚みとカロリーの真相
すき焼きとしゃぶしゃぶの決定的な違いとは?肉の厚みとカロリーの真相の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
健康診断の数値や体型維持を意識する現代人にとって、最も関心が高いのは「どちらが太りにくいのか」という点でしょう。世間一般では「脂を落とすしゃぶしゃぶが圧倒的にヘルシー」というイメージが定着していますが、栄養成分の観点から詳細に分解すると、意外な落とし穴が浮き彫りになります。
文部科学省の「日本食品標準成分表」等のデータを基に調理ロスを試算すると、しゃぶしゃぶで牛霜降り肉を湯通しした場合、約10%〜15%の脂質が出汁の中へ溶出します。脂質は1gあたり9kcalあるため、この脱脂効果だけで肉150gあたり約70〜100kcalの削減が可能です。
対して、すき焼きが太りやすい決定的な理由は「糖質と脂質の同時過剰摂取」という生化学的メカニズムにあります。すき焼きの割り下には大量の上白糖、みりん、醤油が使われており、これが肉や野菜、さらには白滝や焼き豆腐にたっぷりと染み込みます。糖質を一気に摂取するとインスリンが大量分泌され、同時に口に入った牛肉の脂質を体脂肪として蓄積させやすい環境を作り出してしまうのです。
しかしながら、しゃぶしゃぶにも「ごまだれの罠」が潜んでいます。ごまだれは大さじ1杯(約15g)で約60〜70kcal、脂質も豊富です。さっぱり食べられるという心理的安心感から肉の追加注文を重ね、ごまだれをたっぷりと絡めて摂取し続ければ、すき焼きを上回る総摂取カロリーに達することも決して珍しくありません。