デスノート実写はなぜひどいと言われるのか?歴代作品の改変と評価の真相
デスノート実写はなぜひどいと言われるのか?歴代作品の改変と評価の真相についての真相をご紹介します。
実写化に対する失望が決定的なものとなり、「デスノート 実写 ひどい」の検索クエリを強固にしてしまった主犯格が、2016年の日本映画『Light up the NEW world』と2017年のNetflix版です。
『Light up the NEW world』:頭脳戦の破綻とルールの形骸化
東出昌大、池松壮亮、菅田将暉という当時最高峰の若手実力派俳優を揃えながら、脚本の緻密さが原作および2006年版の足元にも及びませんでした。「人間界に存在していいデスノートは最大6冊まで」という原作の公式ルールを大々的に掲げたものの、実際にはノートの奪い合いが雑な銃撃戦や物理的な騙し討ちばかりになり、「ノートの特性を突いた論理的な罠」が描かれませんでした。名優たちの演技が無駄遣いされたという不満が噴出した典型例です。
Netflix版:海外ウケを狙いすぎて消滅した「原作の魂」
さらに悲惨だったのがハリウッド実写化です。シアトルを舞台にした本作の主人公ライト・ターナーは、学校でいじめられ、ノートを拾った直後にパニックで絶叫し、ヒロインに唆されて殺人を行うという「主体性のない情けない少年」に成り下がっていました。
さらに世界最高の探偵であるはずのLが、感情を爆発させて銃を乱射しながら車でライトを追い回すなど、原作の知性あふれるキャラクター造形を完全に破壊。欧米の大手レビューサイトRotten Tomatoesでも30%台に沈むなど、国内外のファンから「名前だけを借りた別物のB級スプラッターホラー」と切り捨てられました。