キアゲハの幼虫に毒はある?オレンジの角を出す真相と死なせない飼育法
キアゲハの幼虫に毒はある?オレンジの角を出す真相と死なせない飼育法の重要なポイントについて、最新情報を取りまとめてご紹介します。
Q1:スーパーで買ってきたパセリを水洗いすればエサとして与えても大丈夫ですか?
A1:絶対に与えてはいけません。市販の野菜に使用される農薬の多くは、雨で流れないよう植物の組織内に浸透する「浸透移行性農薬」です。流水でどれほど念入りに洗ったり水没させたりしても農薬成分は抜けず、幼虫が摂取すると痙攣を起こして緑色の消化液を吐き、数時間で全滅します。エサは必ず完全無農薬で自家栽培したものか、農薬散布の恐れがない野原のセリ科植物を採取して使用してください。
Q2:手についたオレンジの角(臭角)の嫌な匂いをすばやく落とす方法はありますか?
A2:臭角から分泌されるイソ酪酸などの悪臭成分は脂溶性の有機酸です。水洗いだけでは皮膚の角質に匂いが残るため、弱アルカリ性の固形石鹸を使って泡立て、ぬるま湯で擦り洗いするのが最も効果的です。それでも匂いが取れない場合は、アルコール消毒液やクレンジングオイルを手になじませて油分を浮かせた後、石鹸で二度洗いすると速やかに消臭できます。
Q3:サナギの色が「緑色」と「茶色」になるのはオスとメスの違いですか?
A3:雌雄の違いではありません。サナギの体色は、前蛹になる場所の「周囲の質感や色、光の環境」に反応して決定されます。滑らかで青々とした植物の茎や葉で蛹化すると「緑色型」になり、ザラザラした木肌の枝や割り箸、暗い壁面などで蛹化すると「褐色型(茶色)」になる傾向があります。周囲の背景に溶け込んで外敵から身を隠すための適応戦略(カモフラージュ)による形態変化です。