白飛びとは?黒つぶれとの違いや復元限界、防ぎ方をプロが徹底解説
白飛びとは?黒つぶれとの違いや復元限界、防ぎ方をプロが徹底解説の詳細について、専門知識を詳しくお届けします。
Q1:スマホのカメラで撮影するとき、画面をタップしても白飛びが直らないのはなぜ?
A1:画面をタップすると、カメラはそのタップした場所の明るさを基準(18%グレー)に自動調整します。日陰や暗い部分をタップすると、カメラは「全体をもっと明るくしなければならない」と判断して露出を上げてしまい、周囲の明るい背景が余計に真っ白に吹き飛びます。直したい場合は、最も明るいハイライト部分をタップするか、タップ後に表示される太陽マークのバーを下に指でスワイプして、手動で露出を下げてください。
Q2:ドライブレコーダーが夜間の対向車のライトやナンバープレートで白飛びするのを防ぐには?
A2:ドライブレコーダーの白飛びは、機器自体のダイナミックレンジ性能に大きく依存します。根本的な対策としては、明暗差を合成処理できる「HDR(ハイダイナミックレンジ)」機能搭載モデルを選ぶことが第一です。また、フロントガラスの内側の油膜や汚れ、ガラスの傾斜による反射が光の乱反射を招いてハレーションを起こすケースも多いため、ガラス内側を定期的に脱脂清掃し、必要に応じて偏光(PL)フィルターを装着するのも極めて実用的な対策です。
Q3:白飛びしてしまったJPEG写真は、画像編集アプリで全く直せないのか?
A3:すでに完全な白(RGB値が255)になってしまった領域は、元のディテールや色情報を復元することは不可能です。明るさ調整でハイライトを下げても、灰色に濁った平坦な領域が広がるだけです。ただし、白飛びした部分の周囲にある正常なテクスチャをコピーして馴染ませるスタンプツールや、2026年現在の最新レタッチソフトに搭載されている「生成AI塗りつぶし」機能を用いれば、失われた質感を自然に再描画して視覚的に目立たなくすることは可能です(ただし、それは元の記録の復元ではなく新しい絵の合成となります)。