骨格筋量の平均値は?男女・年代別データと筋肉量との違いを徹底解明
骨格筋量の平均値は?男女・年代別データと筋肉量との違いを徹底解明の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。
フィットネス現場で最も頻発する混乱が、「筋肉量」と「骨格筋量」の混同です。測定機器によって数値が大きく異なるため、「前回の測定では筋肉量が45kgあったのに、別の体組成計では骨格筋量26kgと表示され激減した」と狼狽するユーザーが後を絶ちません。
人体を構成する筋肉は、大きく分けて以下の3種類で構成されています。
- 骨格筋:骨と骨をつなぎ、関節を動かす随意筋(腕、脚、胸、背中など、自らの意志で動かせる筋肉)。
- 心筋:心臓を動かす不随意筋。
- 平滑筋:胃や腸、血管などの内臓壁を構成する不随意筋。
体組成計の出力項目における「筋肉量」とは、この骨格筋・心筋・平滑筋に体内水分を含めた「除脂肪組織の大部分」を合算した数値を指します。これに対して「骨格筋量」は、運動やトレーニングによって自発的に増減させられる骨格筋のみを抽出した数値です。
タニタ(TANITA)の家庭用体組成計の多くは、内臓筋などを含んだ「筋肉量(kg)」を主指標として表示します。一方、インボディ(InBody)などの医療・業務用分析器は「骨格筋量(SMM: Skeletal Muscle Mass)」を前面に出す設計が主流です。したがって、筋肉量が約45kgと表示される成人男性の場合、骨格筋量に換算すれば約26〜28kg前後となるのが生理学的に極めて自然な数値関係となります。