舌癌の初期症状と写真の特徴|治らない口内炎やしこりを見分ける基準
舌癌の初期症状と写真の特徴|治らない口内炎やしこりを見分ける基準に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。
舌癌が疑われる場合、受診先選びで迷う方が少なくありません。適切な診療科は「歯科口腔外科(こうくうげか)」または「耳鼻咽喉科・頭頸部外科(とうけいぶげか)」です。一般的な一般歯科や内科では病理組織検査に対応できない場合があるため、口腔がんの専門外来を標榜する病院や大学病院の紹介状を取得できるクリニックを受診してください。
【即座に専門医を受診すべき基準】
- 舌の側面や裏側にできた病変が、軟膏やビタミン剤を使用しても2週間以上治らない場合
- 舌の組織をつまんだ際に、明確な硬いしこり(硬結)を触知する場合
- 舌の白い病変(白斑)を擦っても剥がれない場合
- 合っていない詰め物や義歯が常に舌の同じ位置に当たっている場合
舌癌ステージ1で発見された場合の5年相対生存率は約90〜95%と良好です。早期であれば舌の切除範囲を最小限に抑え(部分切除術)、言語機能や嚥下機能を高度に温存できます。近年の治療技術では、センチネルリンパ節生検の普及や低侵襲手術により、術後の生活の質(QOL)は大幅に向上しています。「少しでもおかしい」と感じた段階での早めの受診が、何よりの機能温存策です。