生後7ヶ月が離乳食を食べない理由とは?モグモグ期の落とし穴と解決策
生後7ヶ月が離乳食を食べない理由とは?モグモグ期の落とし穴と解決策についての真相を徹底解説します。
これまで素直に飲み込んでいた赤ちゃんが、生後7ヶ月で離乳食を食べない理由の根底には、発達段階ならではの大きなギャップが存在します。初期の「飲み込む練習」から、中期(モグモグ期)の「舌と上あごで押しつぶして食べる練習」へとステップアップする過程で、多くの保護者が無意識に直面する落とし穴が以下の3点です。
第一の落とし穴は、食材の固さと「とろみ」のアンバランスです。生後7ヶ月頃の赤ちゃんの舌は、前後の動きから上下の動きへと移行し始めます。しかし、舌でつぶせる固さ(絹ごし豆腐程度)にステップアップした際、水分が分離して口の中でポロポロと崩れる形状だと、赤ちゃんは咽頭へ送り込むことができず、不快感から吐き出したり口を開けなくなったりします。ペースト状から粒状へ進める際は、片栗粉や育児用とろみ粉でまとまり感を補うとろみ調節が不可欠です。
第二の落とし穴は、スプーンの感触や口への挿入角度に対する拒絶です。歯が生え始める生後7ヶ月前後は、歯茎のむずがゆさや過敏さから、プラスチックや金属の硬いスプーンを嫌悪するケースが目立ちます。また、スプーンを口の奥まで押し込んだり、上あごに擦り付けるように食べさせたりすると、嘔吐反射や強い恐怖心を植え付ける結果となり、スプーンを見るだけで泣く事態を引き起こします。
第三の落とし穴は、自我の芽生えと知覚の鋭敏化です。周囲への認知が広がる生後7ヶ月頃は、室内のテレビの音、玩具、親の張り詰めた表情といった環境刺激に敏感に反応します。空腹よりも好奇心が勝ったり、逆に「無理に食べさせられる緊張感」を敏感に察知して食事そのものを拒絶する心理的抵抗が生まれる時期でもあります。