脳疾患とは?見逃すと命取りになる初期前兆と後悔しない受診の基準

脳疾患とは?見逃すと命取りになる初期前兆と後悔しない受診の基準について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

Q1:手足のしびれや頭痛がある場合、内科、整形外科、脳神経外科のどこに行くべきですか?
A1:症状が「片側(右半身だけ、または左半身だけ)」に生じている場合や、突然の激痛、ろれつの回りにくさ、めまいを伴う場合は、迷わず脳神経外科または救急外来を受診してください。一方で、両側の手足が同じように痺れている、首や腰を曲げると痺れが強まる、痛みが何カ月も持続している場合は、整形外科や一般内科が最初の窓口となります。判断がつかない急激な異変であれば、脳の緊急性を最優先に考慮してください。

Q2:脳ドックはどのくらいの頻度で受けるべきですか?公的保険は適用されますか?
A2:自覚症状がない健康診断目的の脳ドックは自由診療(全額自己負担)となり、費用相場は一般的なコースで約3万5,000円〜6万5,000円です。40代を過ぎたら最初のスクリーニングとして1度受診し、動脈瘤や動脈硬化の指摘がなければ2〜3年に1回のペースが目安とされています。ただし、すでに手足の麻痺や激しい頭痛などの自覚症状がある場合は、通常の保険診療(1〜3割負担)として精密検査が受けられます。

Q3:数分で手足のしびれやろれつの回りにくさが完全に治った場合でも、救急車を呼んでよいのでしょうか?
A3:ためらわずに直ちに医療機関へ連絡してください。症状が数分から数十分で消失したとしても、それは本格的な重症脳梗塞の前兆である一過性脳虚血発作(TIA)の可能性が極めて濃厚です。TIAを起こした人の多くが数日以内に完全な脳梗塞を発症して後遺症を抱える危険があります。「治ったから大丈夫」と放置せず、救急外来への受診相談や専門医の即日受診を行ってください。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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