風邪のときお風呂は入るべき?熱の基準と悪化を防ぐ正しい入浴法
風邪のときお風呂は入るべき?熱の基準と悪化を防ぐ正しい入浴法についての最新情報をご紹介します。
Q1:風邪のひき始めでゾクゾク寒気がするとき、温まるために湯船へ浸かってもいいですか?
A1:寒気がする時期の入浴は避けてください。寒気は脳が体温を上げようと指令を出している最中に起こる現象であり、この段階で服を脱ぐと体表温度が奪われて体調悪化を招きます。入浴ではなく、衣服の重ね着や掛け布団、温かい飲み物で体を外側・内側から温めて安静にしてください。
Q2:風邪をひいているとき、お風呂で髪を洗っても問題ありませんか?
A2:微熱程度で体調に余裕があれば洗髪しても問題ありませんが、体力を奪う大きな要因になります。洗髪する場合は短時間で済ませ、浴室を出た直後にタオルドライとドライヤーで根元まで完全に乾かしてください。頭皮が濡れたまま放置されると急激な湯冷めを引き起こすため、だるさが強い場合は洗髪をパスし、体のみを流す判断が賢明です。
Q3:家族に風邪やインフルエンザの人がいる場合、お風呂の順番はどうすべきですか?
A3:感染拡大を防ぐため、風邪や感染症にかかっている本人は「最後」に入浴するのが鉄則です。ウイルスが湯船のお湯そのものを介して感染するリスクは極めて低いものの、浴室内に浮遊する飛沫や、洗面器・ドアノブなどの接触感染リスクが存在します。本人の入浴後は浴室を十分に換気し、手が触れる箇所をシャワーで洗い流すか消毒してください。
Q4:微熱があるとき、熱いお風呂に入って汗をかけば風邪は治りますか?
A4:それは医学的に誤った危険な俗説です。42℃前後の熱い湯に入って無理やり汗をかいても、ウイルスが死滅するわけではありません。むしろ過度な発汗によって重度の脱水症を引き起こし、心臓や血管に過剰な負荷をかけて免疫力を著しく低下させます。汗をかいて治すのではなく、自然な解熱を待つことが基本です。