お風呂の追い焚きとお湯張り替えはどっちがお得?光熱費と衛生の真実

お風呂の追い焚きとお湯張り替えはどっちがお得?光熱費と衛生の真実についての最新情報をお届けします。

「コスト差がわずかなら、水道代を惜しんで2日目のお湯を追い焚きしたい」と考える人が直面するのが、深刻な衛生面のリスクです。

衛生検査機関の実証データによると、入浴直後のお湯には数百個から数千個程度の細菌が存在します。しかし、人が入った後のお湯には皮脂や汗、垢などの栄養源が豊富に含まれており、これを一晩放置すると、翌日には菌の数が数千倍から数十万倍(数百万〜数千万個/mL)にまで爆発的に増殖します。

特に警戒すべきは、免疫力が低下している高齢者や乳幼児が感染すると肺炎などを引き起こす「レジオネラ属菌」や、皮膚トラブルを招くブドウ球菌です。追い焚きによって浴槽のぬめりや独特の臭いが発生している場合、循環配管の内部に「バイオフィルム(菌の温床となる粘膜状の膜)」が形成されている明確なサインです。清潔と健康を守る観点からも、2日目のお湯に浸かる行為は避けるのが賢明です。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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