有川浩『植物図鑑』結末の真相とイツキの正体!映画との違いやレシピ解説
今注目を集めている 有川浩『植物図鑑』結末の真相とイツキの正体!映画との違いやレシピ解説について、詳しいまとめを整理して公開しています。
物語が大きく動くのは、穏やかな同居生活が半年を過ぎた頃です。イツキはある日突然、手作りの料理と植物図鑑、そして一通の手紙を残してさやかの前から姿を消してしまいます。深い喪失感に苛まれながらも、さやかはイツキが残した植物図鑑を手に、彼と過ごした季節を辿り直しながら前を向いて生活を続けます。
イツキの正体は、伝統ある華道界の名門「日下部流」の跡取り息子である日下部樹(くさかべ いつき)でした。幼少期から厳格な家元制度と格式に縛られ、自然のままに生きる植物を切り刻んで作品に仕立て上げる華道のあり方に激しい葛藤を抱えていた彼は、写真家としての夢を追うために家を飛び出していたのです。
失踪から約1年後、さやかの元に一冊の植物写真集が届きます。そこにはさやかと歩いた日々の草花が収められており、イツキは写真家として自立した証を携えて再びさやかの前に姿を現します。二人は互いの想いを確かめ合い、過去のわだかまりを乗り越えて真のパートナーとして結ばれる大団円を迎えました。