なぜ崩れる?漢字「宮」の書き方のコツと黄金比を美文字プロが解説

なぜ崩れる?漢字「宮」の書き方のコツと黄金比を美文字プロが解説に関するポイントを詳しくまとめました。詳細な解説をご覧ください。

書道や筆ペンで表現する場合、線の「太細(メリハリ)」と「連綿(線のつながり)」が加わることで、さらに芸術的な深みが増します。半紙の上で堂々と見せる宮の習字のポイントは、うかんむりの1画目をどっしりと力強く打ち込み、3画目の曲がり角にしっかりとした筆圧をかけることです。

また、日常のサインや大人っぽい手紙で重宝するのが宮の行書体の書き方です。行書では楷書のような厳密な角張りを抑え、流れるような運筆で崩します。

行書化する際、うかんむりは2画目から3画目へ滑らかに筆脈を繋げ、角を柔らかく旋回させます。そして最大の見せ場となるのが2つの「口」の処理です。上下の口を1画ずつ四角く囲むのではなく、7画目の縦線を合流させながら、くるりと連続した円運動を描くように一筆書きに近い感覚で筆を運ぶと、こなれた気品漂う行書スタイルが完成します。楷書の構造をしっかり理解しているからこそ、行書に崩した際にも骨格が破綻しません。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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