外構・Diyの失敗を防ぐ!モルタルとコンクリートの決定的な差
外構・Diyの失敗を防ぐ!モルタルとコンクリートの決定的な差を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。
両者の最も根源的な分岐点は「粗骨材」、すなわち砂利や砕石が含まれているか否かという一点に集約される。セメントに水と砂だけを混ぜ合わせたものがモルタルであり、そこに大粒の砂利を加えることで初めてコンクリートへと変貌を遂げる。砂利という硬質な骨格が存在するかどうかが、圧縮に対する耐力を桁違いに押し上げる要因だ。
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モルタルはペースト状のきめ細やかさを持ち、コテ伸びが極めて良い。煉瓦同士を繋ぐ接着剤や、コンクリートブロックの目地充填、あるいは建物の壁面を平滑に仕上げる化粧材として機能する。しかし、自重や荷重を支える骨格としては脆い。引張力にもせん断力にも弱く、厚みを持たせて固めようとすれば、乾燥収縮の過程で無数のヘアクラックが網の目状に走る宿命を背負っている。
対照的にコンクリートは、大小の骨材がセメントペーストによって強固に結合した人工石だ。内部で砂利同士が噛み合い、外部からの巨大な圧力に耐え抜く。建築物の基礎梁や橋脚、トンネルといった構造躯体にモルタル単体が使われないのは、この力学的骨格が決定的に欠如しているからに他ならない。