改定と改訂の違いとは?契約書や規約で恥をかかない使い分け基準
改定と改訂の違いとは?契約書や規約で恥をかかない使い分け基準についての最新情報をご紹介します。
ビジネスの現場で「どちらを使うべきか」と迷った際は、その対象が「制度・条件」なのか、それとも「テキスト・書物」なのかを自問自答するのが最も確実な判断基準となる。規約更新や法改正に伴う文書管理では、この違いを混同すると法的な意図が不明瞭になるリスクをはらむ。
たとえば、サービスの利用料金や契約条項、運賃、組織の基本規程などを改める場合は「改定」が正解だ。金銭の多寡やルールの変更そのものが主目的であるためだ。対照的に、業務手順書、仕様書、カタログ、書籍といった「文字情報で構成された媒体」の誤記を直し、内容をブラッシュアップする行為は「改訂」に該当する。
もし利用規約の文面において「料金プランの変更」を告知するなら「料金改定」であり、規約の条文表現をわかりやすく整理・修正しただけであれば「規約改訂」となる。両方が同時に行われる場合、実務上は規程全体の見直しと捉えて「改定」を選択するのが通例だ。