北条政子の夫・源頼朝の愛憎劇!幕府を創った二人の知られざる裏側
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この特異な夫婦関係は、歴代の映像作品でも格好の題材となってきた。1979年の大河ドラマ『草燃える』では、岩下志麻演じる政子と石坂浩二演じる頼朝が、古典的な悲劇性と貴族的な業の深さを漂わせる夫婦像を提示し、当時の視聴者に強烈な印象を植え付けた。
一方、三谷幸喜脚本による『鎌倉殿の13人』では、小池栄子と大泉洋が演じる政子・頼朝ペアが、より泥臭く、現代の組織論や家族関係にも通じるリアリティをもって描かれた。笑いの裏に張り詰める緊張感と、互いの弱さを知り尽くした共犯関係の描写は、日本中世史の人間ドラマとしての豊かさを再発見させる契機となった。