福島→郡山の新幹線、自由席より得な「特定特急券」の真相を徹底解説
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「新幹線の指定席と自由席の差額は通常530円程度」と認識している方は少なくありません。しかし、福島駅〜郡山駅間においてその常識を当てはめると、思わぬ割高感に直面します。
JR各社の旅客営業規則には、新幹線の隣接駅間(または50km以内の特定区間)において特急料金を低額に据え置く「特定特急料金」という制度が存在します。福島〜郡山間は営業キロ46.1kmで隣り合う1駅間であるため、自由席特急料金は通常よりも大幅に引き下げられた880円に設定されています。
一方で、指定席特急料金にはこの特例が適用されません。通常期の普通車指定席特急料金は2,000円を超え、乗車券と合算すると片道2,400円以上になります。つまり、乗車わずか13〜15分という短時間の移動において、「自由席と指定席の間に700円〜1,000円前後の価格差」が生まれるのです。
よほどの繁忙期(年末年始やお盆のピーク時)で自由席の混雑が極限に達している状況でもない限り、わずか一駅の区間で指定席を予約するメリットは極めて薄いといえます。「福島〜郡山は迷わず自由席特急券を買う」というのが、鉄道ファンや頻繁な利用者の間では鉄則として定着しています。