なぜ3億円の大赤字に?ガリガリ君ナポリタン味が「伝説の失敗作」となった真相
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数字が物語る惨状は凄まじかった。発売と同時に全国のコンビニエンスストアへ配送されたものの、店頭での購買スピードは初週から完全にストップ。アイス売り場の冷凍ケースには、誰にも手に取られない異様な存在感を放つパッケージがただ冷たく鎮座していた。
最終的に残った未消化在庫は約750万本。金額にして約3億円の巨額損害である。地方の一食品メーカーにとって、この数字は会社の傾きを覚悟するレベルの失態だった。社内倉庫を埋め尽くす大量の在庫は、冷凍保管の電気代という固定費を日増しに垂れ流し続ける「負の遺産」へと変わっていった。