アキレス腱の痛みを放置するな!朝の一歩目や激痛に潜む断裂前兆と治し方
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一口にアキレス腱周辺のトラブルと言っても、痛む場所や組織の状態によって診断名は細かく分かれます。自身の状態を正確に把握することが、適切なケアへの第一歩です。
疾患名・状態主な症状と発生部位一般的な好発層・基準編集部の見解・重症度評価アキレス腱炎腱実質部の微細断裂。踵の骨から2〜6cm上にしこりや腫れ。ランナー、ジャンプ競技者(20〜40代に頻発)【中度】腱本体の変性を伴うため、完全休養と継続治療が必要。アキレス腱周囲炎腱を包むパラテノン(腱周囲組織)の炎症。動かすとギシギシ軋轢音。運動急増期のランナー、靴の圧迫がある人【軽〜中度】初期の消炎処置で比較的早期に軽快するケースが多い。アキレス腱滑液包炎踵の骨と腱の間、または皮膚と腱の間のクッション組織の炎症。ヒール愛用者、硬いヒールカウンターの靴を履く人【軽度】靴の摩擦や圧迫を物理的に取り除くことが最優先。アキレス腱断裂前兆腱の変性が進み部分断裂が生じている状態。急激な踏み込みで激痛。慢性的な腱炎を放置した30〜50代のスポーツ選手・愛好家【最重度・緊急】運動を即座に中止し、精密検査を受けないと完全断裂の危険。
特に注意すべきはアキレス腱の痛み押すと痛い(圧痛)状態です。腱の太さが左右で明らかに異なっていたり、つまむと飛び上がるような痛みがあったりする場合は、単なる筋肉疲労ではなくアキレス腱炎やアキレス腱周囲炎が進行している明確な証拠です。さらに、踵の骨の付着部が赤く腫れている場合はアキレス腱滑液包炎の併発も疑われます。