観葉植物の土で枯れる原因を徹底解剖!虫がわかない無機質用土と配合比率
観葉植物の土で枯れる原因を徹底解剖!虫がわかない無機質用土と配合比率の特集記事をお届けします。最新トレンドが詰まっています。
園芸店やホームセンターの店頭には多種多様な培養土が並びますが、安易に「草花用培養土」や「有機質たっぷり」と銘打たれた製品を室内の観葉植物に投入するのは極めて危険です。植物の根は水分を吸い上げるだけでなく、土中の気相から酸素を取り込んで呼吸しています。土の粒子が細かすぎて泥状になったり、保水性が高すぎたりすると、水やり後に鉢内が長時間過湿状態となり、根が酸欠状態に陥ります。
農業・園芸の土壌物理学において理想とされる土の三相分布は「固相40%・液相30%・気相30%」ですが、室内環境では風通しが屋外に比べて著しく劣ります。そのため、水分が蒸発しにくく、液相が50%以上を占め続ける異常事態が容易に発生します。この過湿と酸欠が重なった結果、土中の嫌気性菌が活発化して根を壊死させる現象こそが、園芸初心者を悩ませる観葉植物の根腐れの本質です。
さらに、多くの市販安価培養土に含まれる未完熟な腐葉土や堆肥は、室内という高温多湿なシェルターにおいて腐敗を進行させます。「元気に育ってほしい」という親心が注ぎ込んだ過剰な有機物が、皮肉にも植物の息の根を止める毒素へと変貌してしまうのです。